てっちりのだしは、ふぐのあらと昆布でとります。昆布は火にかける前に水に入れます。煮たてるとアルギン酸という口当たりの悪いヌメリ成分がしみだしやすくなるので、沸騰直前に取り出してください。
その後、ふぐのあらを入れてアクを取りながら4~5分煮ます。こうして、昨日もお話ししたとおり、昆布の旨み成分のグルタミン酸と、ふぐのあらにたっぷり含まれている旨み成分イノシン酸が合体することでおいしさが倍増するのです。あ~食べた~い!
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月別アーカイブ: 2018年1月
ふぐを食べるなら「てっちり」が一番おいしい理由
先日は、ふぐがなぜあんなに高いのかお話ししました。それでも食べたいふぐ鍋は、なぜあんなにおいしいのでしょうか。ふぐには旨み成分のグルタミン酸やイノシン酸などがたっぷり含まれています。
また、ふぐの甘味は、グリシンとリジンと言うアミノ酸だと言われています。加えて、クレアチン(アミノ酸の一種)も多く含んでいるので、深いコクを感じるのです。昆布のグルタミン酸と、ふぐのイノシン酸が合体するてっちりが一番おいしい食べ方だそうです。
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年に一度は食べたい「てっちり」(レシピ)
ふぐがおいしい季節になりましたね。年に一度は食べたいふぐ鍋。今年はいつにしようかな~^^ とらふぐって、なんであんなに高いのかなって調べたら、まず天然の漁獲量が大変少ないってことです。
そして、養殖のとらふぐは、狭い生簀でのストレスを受けやすく、互いに噛み合うことが原因で、病気、死亡を引き起こすのだそうです。また、ふぐ毒を処理するためには免許が必要なので、人件費もかかります。貴重なふぐ。感謝していただきましょう!
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金柑の甘露煮:ホットキンカンや金柑紅茶がお勧め!
金柑の甘露煮はとっても簡単です。金柑を下ゆでしてアクや苦味を抜き、はちみつで甘く煮るだけです。中の種を取り出しやすくする為に、下ゆでの前に縦方向に包丁で切れ目を入れておくといいです。
食べ方ですが、ホットきんかんがいいですよ。甘露煮とシロップにお湯を注ぎ、きんかんをつぶして飲みます。また、お湯の代わりに紅茶を使って金柑紅茶にすると、さらに身体が温まります。昨日から全国的に大変な雪ですが、金柑で体を温めましょう。
→金柑の甘露煮の作り方(動画レシピ付き)
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旬の金柑は風邪予防に最適!(甘露煮レシピ)
そろそろ庭の金柑が色づいてきて、おいしい季節になりました。金柑は風邪予防に最適です。ビタミンCをレモンとほぼ同量含んでいますし、昔から咳やのどの炎症を鎮める効果があると言われています。
果肉や果汁より果皮の方に多くビタミンCが含まれているので、皮ごと食べるのが効果的です。うちのパパなんか、庭に突っ立ったままで、服でゴシゴシ拭きながら皮ごとバリバリ食べてます(笑)そんなワイルドは無理って方は甘露煮にしましょう(^^;)
→金柑の甘露煮の作り方(動画レシピ付き)
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「麹甘酒」のとにかくすごい栄養効果!
先日お話しした「麹甘酒」ですが、とにかくすごい効能です。麹にすると米そのものよりはるかに栄養価がアップします。なんとビタミンB1、B2、B6、葉酸などビタミン群が精白米の約10倍にもなります。
しかも、麹から作った甘酒は、ビタミン群に加えて、ブドウ糖やアミノ酸も多く含まれているので、その内容は病院の点滴、栄養剤とほぼ同じ内容だということです。まさに「飲む点滴」ですね。しかも、甘いのに太りにくいという特徴もあります。詳しくはこちら。
→甘酒の作り方とそのすばらしい健康効果
「飲む点滴」甘酒でインフルエンザを撃退!
そろそろインフルエンザが猛威を振るい始める季節ですね。しっかり食べて免疫力を強化しておきましょう。甘酒は「飲む点滴」と言われるくらい健康効果があります。特に麹から作った甘酒は抜群です。
免疫を司るリンパ球の6~7割は腸に集中しているので、腸の働きによって免疫力は左右されます。その点で甘酒は、生きた乳酸菌、酵母、オリゴ糖などの働きで善玉菌を増やし、腸内環境を整えて、免疫力を高めてくれるのです。甘酒で体力増強ですね!
→甘酒の作り方とそのすばらしい健康効果
一度食べるとリピート確実の「ちゃんこ鍋」レシピ
今日は雪の朝でした。たいした量ではないですけど、今年最高です。いよいよ一年で一番寒い時期ですね。この時期にはやっぱりお鍋へのアクセスが増えます。今夜もお鍋で熱燗はいかがですか?
今おすすめのお鍋レシピは「ちゃんこ鍋」です。鶏団子から出る旨みと、薄口醤油とお酒だけで味付けします。すっきり味で最後まで飽きません。これも分とく山の野崎洋光先生のレシピを参考にさせていただきました。一度食べるとリピート確実お鍋です(笑)
→ほんとうにおいしい!すっきり味「ちゃんこ鍋」レシピ
→動画レシピはこちらを!
正月病なら「とろとろ温泉湯豆腐」でリラックス
今朝のYahoo!トピックスに「正月病」が取り上げられていました。イベント盛りだくさんの年末年始が過ぎて、「仕事へ行くのがつらい」「新年を迎えても気分が晴れない」といった症状が出ることだそうです。
その原因と対策については、記事の方をご覧いただければと思いますが、「動物性たんぱく質と大豆食品を摂取する」も一つの対策法として紹介されていました。ゆっくりお湯につかってリラックスした後、温泉湯豆腐をいただくのも良いかもしれませんね。
→家庭でできる「温泉湯豆腐」の詳しいレシピ
→こちらは定番の「湯豆腐」の作り方です
ご馳走続きの後は胃腸にやさしい「温泉湯豆腐」を
長い年末年始のお休みも明日の成人の日でおしまい、という方も多いことでしょう。皆さんのお休みはいかがでしたか?毎日ご馳走ご馳走で、少し胃腸を休めたいという方もおられるかもしれません。
そこで、ご提案したいのが「温泉湯豆腐」です。これはいいですよ。とろとろの湯豆腐です。九州の嬉野温泉の名物ですが、家庭でも簡単にできます。方法は、お湯に重曹を加えるだけ。この重曹がお豆腐をとろとろに溶かしてくれるのです。ぜひ、お試しを!
→家庭でできる「温泉湯豆腐」の詳しいレシピ
→こちらは定番の「湯豆腐」の作り方です