お約束の「白インゲン豆のルッコラサラダ」と「白インゲン豆のツナサラダ」をアップしましたよぉ!(ж^□^ж)ノ 白インゲン豆は食物繊維やたんぱく質などダイエットに嬉しい栄養がいっぱいです!
日本では甘く煮て食べるいんげん豆ですが、イタリアを始め外国ではサラダやスープによく利用されるそうです。マロンのレシピはノンオイルドレッシングだから安心。今夜はトスカーナに行った気分で、「モルト ヴォーノ!〈〃^∀^〃)」
●白いんげん豆のファセオラミンって何?
ファセオラミンはα-アミラーゼ(でんぷん質消化酵素)と結びついてアミラーゼの働きを阻害し、でんぷんが体内でブドウ糖になるのを防ぐ働きをします。(でんぷんは分子が大きいためそのままでは体内に吸収されません。分子の小さなブドウ糖にして吸収します。ブドウ糖はエネルギーとして使われ、余ったら脂肪となります。)ファセオラミンを摂取することで食べたご飯や麺類が消化されずブドウ糖量が減り、結果として摂取カロリーを減らすという仕組みです。ファセオラミンを食事と一緒に摂ると、食べた炭水化物の約70%をカットするといわれています。ビタミンなどの栄養素はそのままで炭水化物だけを排出。ファセオラミン約1gで炭水化物2250kcalブロックできるという報告もあります。もともと糖尿病や肥満予防のために研究された成分で、アメリカではファセオラミンによる低炭水化物ダイエットが注目を集めています。
●白いんげんで下痢や嘔吐を訴えた人がいるのはどうして?
食中毒:TV番組で「白いんげん豆を3分程度煎ったものを粉末化し、ご飯にまぶして食べる」ダイエット法を紹介したところ激しい嘔吐や下痢が全国で発生。この調理法では豆の中心まで火が通らず、レクチンが十分に熱変性しなかったものと考えられます。TBSはそのダイエット法を控えるように注意喚起を促しています。詳しくは厚生労働省ホームページをご覧下さい。
レクチン:レクチンとはいんげん豆中に多く含まれ、生や加熱不足の豆の摂取による食中毒の原因となることが知られているたんぱく質です。十分に加熱調理を行えば熱変性により活性を失います。水に十分浸してからやわらかくなるまで煮ましょう。そうすれば健康への影響を心配する必要はありません。